目次
こんにちは!MchS株式会社(気になる人はMchS株式会社で検索)のmamiです!
いやーー久々のコーポレートサイト!うきうきわくわくしながら書いております。
前回、Google Dance Tokyo 2018 に参加をしたというブログを書いてから、はや3ヶ月!
好評を頂いており、嬉しい所存です。
さて今回はアドテック関西に行ってまいりました。
簡単にレポートをしたいと思います。
相変わらず、可愛い!美味しい!楽しい!の3単語で生きている私の語感でお伝えするのですが、最後まで読んで頂けると嬉しいです。
アドテック関西とは
アドテック関西とは、公式サイトでは下記のように紹介されています。
関西圏最大の国際マーケティングカンファレンス
アドテックは世界の主要都市で開催されるマーケティング・カンファレンス。
広告主、エージェンシー、ソリューションプロバイダー、メディアなど、各ジャンルのマーケターが集まります。アドテック東京は2018年で10回目。アドテック関西は2018年で5回目の開催となります。
いまや関西で最大規模の国際マーケティングカンファレンスに成長しました。
2016年はカンファレンス来場者3000名超。うち広告主の比率は20%以上と非常に高くなっています。
京都、大阪、神戸の三都市で、今注目のデジタルマーケティングシーンを捉え、各会場ごとにメインテーマを設定。各地の広告主企業とエージェンシー、メディア、テクノロジーベンダーが一体となったカンファレンスを開催いたします。
アドテクノロジーにとどまらず、それに関連するブランディング、コンテンツ、デザイン、マーケティングマネジメントも包括し、常に最先端の議論が展開される場となっています。
現役の現役による現役のためのカンファレンス
出典:What is ad:tech? | アドテック関西 2018 ad:tech kyoto/osaka/kobe 公式Webサイト
そんなアドテック関西、かれこ3年前、私がこの業界に飛び込んで初めて行った大人ばかりの会場でして思い出に残っております。
アドテック関西を彩るのは3つの要素
展示会
国内外の主要プレーヤーが出展。パートナーを探している企業が来場。
カンファレンス
基調講演にはグローバルカンファレンス登壇者が来日。パネルでは、国内のトップが登壇。
ネットワーキング
スピーカー、ボードメンバー、有料パス参加者が対象のネットワーキングは、業界トップのみが集う空間。
出典:What is ad:tech? | アドテック関西 2018 ad:tech kyoto/osaka/kobe 公式Webサイト
今回私はカンファレンスに参加したく中央公会堂に行きました。
私が話を伺ったプログラムはこちら!
SEOが今はたすべき役割、そしてこれから
詳細はこちらのリンクから
http://adtech-kansai.com/o-3
お話されていたのは三名で、皆さん言わずとしれた大大大有名人です!!!!!
モデレーター
木村 賢
株式会社サイバーエージェント
SEOラボ 研究室長
スピーカー
吉野 五十也
アイレップ
局長
松野 亘
トランスコスモス株式会社
マーケティング本部 デマンド・ジェネレーション部長
大きくわけて前半はSEOと組織の話、後半はSEOのテクニカルな部分を
本当にあった怖い話としてお話されていました。
SEOのチームは多くいればいるほどうまくいく?
アメリカでのSEOチームは平均2人~5人、日本も2人~4人とだいたい同じような結果だそうです。
それでは人数は何人が最適なのでしょうか
一概には言えませんが、人数が多ければ多いほど成功したと思っている企業が多いことはわかっています。
それでは何故多ければ多いほど成功したと感じるのでしょうか。
SEOがすることが多様化してきたことに帰来すると、松野さんはおっしゃってました。
弊社はコンテンツマーケを中心に、SEOをお手伝いしていますが
コンテンツマーケだけをとっても、することは多岐に渡ります。
- キーワード選定
- 企画案作成
- 内部リンクを考える
- 執筆
- ライターさんの管理
- 上がってきた記事を確認
- アップロード
- 適切なタイトルつけ
- 効果検証
コンテンツを書くことでも上記、それ以上の工程があるのに内部や外部や、などこれ以上にすることは大量にあります。
しっかりチームを組んで、役割分担を明確化することの重要性がSEOの成功に繋がっている可能性が高いのではないでしょうか。
しかし、むやみやたらに人数を増やせばいいというわけではありません。
3人だったが提案した施策を1ヶ月以内には必ずやるスピード感によりぐんぐん成功した事例もあると吉野さんがおっしゃっていました。
施策を必ず回す、スピード感を持ってやるということがSEOに関わらず重要ということは私も実感しています。
そういうときは長山一石さん発祥のOHATPAMで実践してみてくださいね!笑
この間 #GoogleDanceTokyo のセッションで漸進的改良のための循環として「OHATPAM」 (Observation, Hypothesis, Analysis, Testing, Planning, Action, Monitoring) なる造語を勝手に作って話したのだが、既に [OHATPAM] で検索するときちんと情報が出てくるようになっている。優秀だ。
— Kazushi Nagayama🇺🇦長山一石 (@KazushiNagayama) April 6, 2018
人数が多い場合でも少ない場合でも、必ずオーナー(船頭)を決める必要があります。肝になるSEO担当者は必ず必要です。
皆さんがそれぞれSEO担当者に必要なことをおっしゃっていたのですが、どれも勉強になりました。
オーナーに求められることは
経営問題や、マーケティングの問題をSEOで解決に近づけるかを理論的に話せるかどうか
社内を巻き込んでいけるのかどうか
社外の有識者に対してのネットワークを持っているかどうか
などです。
その他には、エンジニアと対等な立場で話せるかどうかなどもお話されていました。
SEOに関するセミナーを聞いて必ず言われるのが、社内を巻き込めるかどうか
どこでも必ず聞いていて、その度に一丸となることの重要性をひしひしと感じます。
またこれはSEOに関わらず組織を作っていく時になによりも重要ですが、
当事者意識を持つ、ボールは奪い合うくらいでいい。
この二つはオーナーだけでなくチーム全体でもつことがSEO成功への道だとのことでした。
本当にあったSEOの怖い話
後半はSEOの怖い話!
最初はジョブとして
Googleはページが消えるけど!なんとbingはサイトごと消える!
bing流入がある担当者さんとしては、青ざめでは済まされないですよね、、、笑
そして、お次はリニューアルしたらトラフィックが永遠に落ちる!
これは、「AngularJS」(アンギュラージェイエス)を使ったリニューアルをしたところ落ちた事例です。
そしてお次は、このグラフを見てください。
この2つは似たようなサービスを持って似たようなコンテンツを持っているサイトなのですが
二つのサイト明暗が別れてますよね。
変動があるタイミングはGoogleのアップデートのタイミング
これ実はAはサイト名やサービス名での指名検索を増やしていたそうです。
指名検索はよほどのことがない限り検索結果は動きません。
それによりAは安定した流入を持っていたのではと思いました。
また、指名検索が増えると、Googleはそれで指名されているということは良いサイトなのだろうという評価をするそうです。
その結果、別のキーワードでも上位をキープ出来るのではとおっしゃっていました。
指名検索を増やさないと、生涯一般クエリでしか戦えないとの発言もあり、これは心に刻んでおこうと強く思いました。
それでは指名検索を増やすのにはどうしたらいいのでしょうか
これはサイトやサービスによって異なって来ると思います。
例えば、トリバゴの事例をみていきましょう。
トリバゴ一時期広告よく見ませんでした?
あのCM、トリバゴの使用方法を説明して、最後にトリバゴで検索!って言われますよね。
あのフレーズなんとなく頭に残ったという人も多いと思います。
私も旅行に行こうと思った時
あ、トリバゴ!と地域名 ホテルなどで調べる前にトリバゴと指名検索しました。
あのCM見た直後に検索した人も多いと思います。
その結果、トリバゴはロサンゼルス ホテルなどで軒並み上位表示をしました。
これはGoogleがトリバゴというサイトは良いサイトだと認識したからではないでしょうか
このようにブランド名での検索を増やすことはかなり重要だとわかります。
また、ブランド名を変えるときはこれまでの効果を0にしてしまうのと同義です。
経営判断にもなるので、細心の注意が必要ですね。
次はコンテンツマーケティングをしている我々にはかなり重要なこの話題
サイトへのユーザーの評価とGoogleの評価は相関がある!しかし、直帰率が高い!
ユーザがはいいと思っているコンテンツはGoogleもいいと思っておりその結果上位表示する相関が高いとの結果を木村さんが話してらっしゃいました。
ここまでは、にっこりだったのですが、この次のスライドで私は困ったことになります。
直帰率が高い!
オウンドメディア等の場合困りますよね。
これはユーザーがサイトをみて、そのコンテンツで満足してしまうからではないでしょうか
裏を返せば、その求めているものにちゃんと答えを返せている証拠です。
じゃあどうすればいいのというものですが、チャットボットやホワイトペーパーなどを用意することにより直帰率は下げることが可能だそうです。
ユーザーの評価とGoogleの評価は相関しているとお伝えしましたが、直帰率を下げようと少しコンテンツのボリュームを減らしてしまうと
評価されなくなり、順位も落ちる悪循環です。これは防がなければなりません。
木村さんがおっしゃっていましたが、コンテンツを減らした結果2ヶ月後に売上が落ちたという事例もあるそうです。
安心して、ユーザーのためになるコンテンツを書き続けていこうとおもいました。
コンテンツ制作のご相談はMchS株式会社まで!
最後に
最後に3名の方がおっしゃっていたSEOで大事にしたいことと私が学んだことで締めたいと思います。
・検索体験を改善しよう。
・コンテンツを起点にする。
・サイトを自分の子だと思おう。
・検索者を見よう
SEO担当者の方はこころに響いたのではないでしょうか。
私はサイトを自分の子だと思おうが一番響きました。以前も書きましたが、自分ごとだと思わないと物事ってなにも100%で進められないと思うんですよね。
今自分のサイトを2サイト運用していますが、なにかSEOで新しいトピックが出てくると
まずはサイトが気になりますし、お手伝いさせて頂いているサイトに関することだったらそれが気になります。
1晩で大変動もあり、予測が不可能なのでどうにもならないこともありますが
ユーザーを見て進んでいくと裏切られることはないと信じてこれからも精進したいと思います。
弊社のサービスはこちら!
今回も読んで頂きありがとうございました!