
オウンドメディアの立ち上げ!進め方と注意点を紹介
オウンドメディアは立ち上げ前の要件定義を何よりも大切に まずオウンドメデイアを立ち上げる前に検討しなければならないことがあります。 それは、目的や欲…
目次
まずオウンドメデイアを立ち上げる前に検討しなければならないことがあります。
それは、目的や欲しい効果は何なのか、全体の方向性や進め方です。そしてどのようなコンテンツを盛り込むのか、誰をターゲットにするのかなど具体的な事柄を決める必要があります。
その中で、自社で作成するのか、それとも外注をするのか、の選択も重要になってきます。この章では、社内で行う場合と外注で行う場合での考え方や進め方について書いていきます。
まず社内で行う場合、メリットはコストを抑えられることです。
しかし、その際にどの部署が運用をしていくのか、コンテンツを選定し、作成、その後のデータ分析までを誰が運用していくのか、明確にする必要があります。
また、目的を定めることも重要であり、KGI・KPIを設定をしましょう。
KGIとは重要目標評価指標の略称で、オウンドメディアの最終的な目的を明確化させます。プロジェクトの方向性を示し、目標達成のための指標となります。
KPIは重要業績評価指標の略称で、KGIを達成するために必要な業務や目標を細く設定することです。
これら2つを事前に設定し、何を成し遂げれば成功なのかを社内の共通認識として持っておくことが大切です。
外注でする場合には、まず外注先としっかりとした打ち合わせが重要です。
オウンドメディアを作成する際に、自社がどんな企業なのか、細かな情報の提供、どんなコンテンツを求めるのかを明確にして伝えましょう。
これまで、オウンドメディアを利用するにあたり、事前に考えなければならないことを述べてきました。
本章では実際にオウンドメディアの立ち上げにあたり、進め方の詳細と注意点に関して記載していきます。
オウンドメディアを立ち上げるために、まずペルソナ(ターゲット)を設定しましょう。
誰に向けたメディアを作成するのかを設定しなければ、まとまりのないメディアになってしまいます。
設定方法としては、性別、職業、収入など、細かな人物像を決め、不安や解決したい課題、ニーズは何なのか熟考し、ターゲットを鮮明にしましょう。
また、決めたターゲット層がどのようなプロセスを経て商品やサービスを購入するのかを、可視化させるために、カスタマージャーニーの考え方が必要になります。
カスタマージャーニーはどのようなステップを踏んで購買に繋げるのかを示す指針となります。
カスタマージャーニーの主なプロセス4点とは、「ターゲットがサービスを知るきっかけを生む」「実際にサービスを理解してもらう」「評価やニーズを見て、検討する」「実際に購入する」になります。
まず、サービスをどのように知ってもらうのかを考えていかなければなりません。SNSなどのソーシャルメディアを使い、知ってもらうきっかけを、どうするのか考えましょう。
次に興味を持ってもらえたのならば、自社のサイトを通じてサービスの内容をよく理解、認知してもらうためのコンテンツを用意しておく必要があります。
理解を得られた上で、実際に購入するのかどうか、口コミや評価を見て検討する段階に入ります。
このプロセスを経て、インターネット上で買うか、店舗で買うのか、実際に購買に至ります。
注意点として、ペルソナの設定には時間をかけ決めましょう。しっかりとターゲット層を決めておかなければ、カスタマージャーニーの方向性も定まりません。
また、実際に購入する消費者の目線に立ってカスタマージャーニーも考えましょう。
オウンドメディアはただ単に、記事数やアクセス数が多ければいい、というものではありません。
オウンドメディアの情報量が増えてきた時、内部リンクを利用し、サイト内で回る仕様にしましょう。自社サイト内の関連リンクを最適化できれば、SEO施策になりクローラーの評価が上がります。
内部リンクを作成するにあたり、コンテンツマーケティングプラットフォームに内部リンクを利用しましょう。
個々で独立し、複雑化したメディアを統合することで管理環境の強化、高い効果を発揮できます。
注意点としては内部リンクを大量に使用し、同じ言い回しの多用、不自然な文脈で作成すると、見込み客から不信感を抱かれてしまいます。
オウンドメディア立ち上げの際、自社の魅力を正確に伝え、認知してもらうためにはキーワード選定が非常に重要です。
キーワード選定の際、ターゲット層が何を求めているのかを把握しなければなりません。
そしてその見込み客が実際に検索しているキーワードは何が多いのか、競合はどのようなキーワードを使用しているのかを調べた上で、メインキーワードを決めましょう。
注意点としては、やはり、ペルソナ(ターゲット層)が明確になっていないと誰に向けたものか曖昧になり、キーワードも統一感がなくなってしまいます。
ターゲット層と、ニーズがマッチしたキーワードを選定しましょう。
選定したキーワードをメインに、記事を作成する際、重要なのはターゲットのニーズは何なのかをしっかりと把握し、欲しい情報に基づいた記事を提供できる枠組みを決めることです。
ターゲットの抱える問題を的確に表したタイトル、見出しを決め、徹底的なユーザー目線での記事作成が必要です。
また、視覚的な情報を得られるように画像の添付や、主張を裏付けるための信頼性の高い情報サイトからの引用、参考文献なども組み込むといいでしょう。
注意点として気をつけたいことは、キーワードに関して、ただ上位のコンテンツを含んだだけの記事にしないことです。
あくまでも他者目線を意識した記事にしましょう。
オウンドメディア立ち上げにおいて、ライティングは慎重に考えていく必要があります。
ライティングの際には、5W1Hを意識し、抽象的な表現を用いるのではなく、より具体的な言葉を使いましょう。
また、ペルソナを考慮し、その人たちにとって分かりやすい文章を心がけましょう。
ここまで、オウンドメディア立ち上げの際の方法や注意点を述べてきました。この章では実際に立ち上げた後、継続姓を維持するための方法を紹介していきます。
まず立ち上げたオウンドメディアの現状や、改善点を知るためにデータ分析することが必要です。そのためにGoogle AnalyticsやSearch Consoleなどの分析ツールを利用しましょう。
何人がサイトを訪れたのかはもちろん、どのデバイスを使用し観覧したのか、どんなキーワードが検索され、逆に検索されていないキーワードも把握できます。
データ分析を元に、ずっと同じ状態で止めるのではなく、PDCAサイクルを意識し、自社オウンドメディアをより良くする為にアップデートしていきましょう。
また、雑誌などの紙媒体とは違い、Web上であるメリットを生かし、リライトすることでよりユーザーにとって良いサービスを提供できるのではないでしょうか。
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