被リンクはSEOに有効?実践的な増やし方/調べ方を紹介!

SEO(検索エンジン最適化)において、被リンクの重要性は非常に高いといえます。被リンクとは、外部のウェブサイトから自社のウェブサイトに向けて設置されたリンクのことです。「バックリンク」とも呼ばれます。 この記事では、被リンクの重要性に焦点を当て、基礎知識や有効な被リンクの増やし方などを紹介します。加えて、自社のウェブサイトの被リンクを分析するための方法についても詳しく解説していますので、SEO対策に役立ててください。

被リンクがもたらすSEO効果

被リンクは、次のようなSEO効果を持つといわれています。

・検索エンジンの評価が向上する
・ドメインパワーが上昇しやすくなる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

検索エンジンの評価が向上する

良質な被リンクを獲得したページは、検索エンジンの評価が向上する傾向があります。

これは「※被リンクはサイトがどれだけ人気があるか、人からどれくらい支持されているかの指標になる」というGoogleの考えに基づいています。

ただし、被リンクは単なる数量だけでなく、リンク元の品質やサイトの関連性も重要です。サイトの関連性が低い、質が低いと判断されるリンクは逆効果になることもあります。

被リンクは、あくまでサイト評価の重要な指標のひとつであることを忘れないようにしましょう。

※出典:Gary Illyes氏_Google社(X)

ドメインパワーが上昇しやすくなる

被リンクは特定のページだけでなく、ウェブサイト全体の信頼性や権威性を高めると考えられています

ドメインパワーとは、Googleを含む幅広い検索エンジンの信頼度や権威を数値に表した指標のことです。明確な定義は存在していませんが、SEO業界の中ではドメインパワーの高いウェブサイトは検索エンジンの評価が高いと考えられています。

このドメインパワーを引き上げるには、良質な被リンクの獲得が有効とされています。被リンクの獲得がドメインパワーの向上に繋がり、ドメインパワーの上昇が検索エンジンの評価になり、そして上位表示に結び付くことになるのです。

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検索エンジンから評価の高い被リンクとは?

被リンクは「良質なリンク」と「悪質なリンク」に分けられます。

良質なリンクの例 悪質なリンクの例
・自然な文脈でのリンク
・信頼性・専門性の高いウェブサイトからのリンク
・ソーシャルメディアからのリンク
・関連性の低いサイトからのリンク
・自動生成サイトからのリンク
・目に見えない形で設定された隠しリンク

悪質なリンクはウェブサイトの評価を下げ、場合によってはペナルティを受ける原因となるため注意しましょう。

ウェブサイトの評価下落を避けるためにも、検索エンジンのガイドラインに準拠し、質の高い被リンクの獲得が重要です。とはいえ、『質の高い被リンク』とは何を指すのでしょうか?ガイドラインにも記載はありますが、具体的に、コレと例示されているわけではありません。次項では、良質と考えられる被リンクの増やし方について紹介します。

良い被リンクの効果的な増やし方3選

効果的に良い被リンクを増やすための方法には、以下3つが挙げられます。

・引用・拡散されやすいコンテンツを作成する
・SNSのシェアボタンを設置する
・他社サイトへ記事を寄稿する

具体的な内容を解説します。

引用・拡散されやすいコンテンツを作成する

被リンクを得るためにはユーザーの心理を理解し、ユーザーが自然にコンテンツを拡散したくなるような魅力的なコンテンツ作りが大切です。

例えば、以下のような要素を取り入れたコンテンツは、拡散されやすい傾向にあります。

・ユーザーが楽しんで読めるエンタメ性の高い内容
・ユーザーが共感できるテーマやストーリー
・ユーザーに明確なメリットを提供する情報
・インパクト・話題性があり、注目を集めやすいトピック

拡散を促すための具体的な施策は、プレスリリースの配信やメールマガジンの発行などが挙げられます。

引用や拡散されやすいコンテンツを作成すれば、ウェブサイトの被リンク数を自然、かつ効果的に増加できるでしょう。

SNSのシェアボタンを設置する

ウェブサイトのページがSNS上で共有されて露出が増えると、良質な被リンクを獲得するチャンスが増加します。ただし、SNS経由の被リンクを増やすだけでは効果的と言えないため注意が必要です。

SNSで拡散された記事がサイト運営者の目に止まり、そこから関連サイトに掲載される、などの間接的な効果になります。加えて、一般ユーザーの保有サイトだけでなく企業のメディアサイトで取り上げられると、PV数の増加や認知拡大も期待できるでしょう。

SNSでの拡散を促進するためには、SNSのシェアボタンをウェブページに設置し、ユーザーが簡単にコンテンツを共有できる環境の整備が重要です。

例えば、シェアボタンはページの下部だけでなく、冒頭やヘッダーにも設置するとユーザーがいつでも簡単に共有できるようになります。インフルエンサーやターゲット顧客と積極的に交流し、自然な形でコンテンツの共有を促すことも効果的です。

他社サイトへ記事を寄稿する

関連性の高い他社サイトへの記事の寄稿は、高品質な被リンクを獲得する効果的な手段です。

寄稿により単に被リンクを増やすだけでなく、自社の認知度を高めリンク獲得の機会を生みだすことにもつながります。

寄稿先には、自社のコンテンツやサービスと関連性の高いサイトを選びましょう。寄稿した記事中には、適切な形で自社サイトへのリンクを含め、読者を自社のページに誘導します。

寄稿する記事の具体例には、以下などがあります。

記事の例

内容

商品レビュー

自社製品のレビュー記事を提供する

比較記事

業界内の他製品との比較を行い、自社製品の優位性を示す

チュートリアル記事

自社製品やサービスの使用方法を解説する

インタビュー記事

業界の専門家や影響力のある人物へのインタビューを通じて、関連性の高い情報を提供する

成功事例

自社サービスや製品の成功事例を紹介する

他社サイトへの記事寄稿は、総合的なデジタルマーケティング戦略の一環として非常に有効です。

ただし、注意点として『寄生サイト(サイト貸し)』にはご注意ください。

寄生サイト(サイト貸し)とは、既に信頼性・権威性などの検索エンジンからの評価が高いウェブサイト、プラットフォームを利用して、自社のコンテンツを掲載することです。既に高い評価を持つ中~大規模サイトを利用して、そこに独自コンテンツを掲載して検索エンジンから評価を得る手法になります。

過去に寄生サイトが流行していた頃、自社サイトに多大なダメージを受ける可能性があるものの、ガイドラインに抵触していませんでした。一時的な順位の向上も見られましたが倫理的な観点から問題視する意見も後を絶たず、現在はアルゴリズムの変化により上位表示が見込めません。

このように他社サイトにコンテンツ自体を寄稿するのは注意が必要です。短期間での上位表示が可能かもしれませんが、検索エンジンのアルゴリズムは常に更新されており、このような手法は長期的な観点から見ると持続可能ではありません

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自社サイトへの被リンクの調べ方

自社サイトへの被リンクは、「Google Search Console」や「Ahrefs」などのツールによって調べられます。

Google Search Consoleを使用

『Google Search Console(通称:サチコ)』は、Googleの検索結果のデータを分析することが出来るツールです。検索エンジン上の順位やクリック数、インプレッション(表示回数)をチェックすることが出来るため、多くの企業で活用されています。サチコは自社サイトがどのサイトから被リンクを得ているかも確認が可能なため、ウェブサイトのパフォーマンスを調べる時に被リンク数も一緒に分析しましょう。

サチコでは以下のような情報を詳細に調査できます。

・被リンクの総数
・被リンク元のURL
・被リンク元のアンカーテキスト
・リンクを張られているページ
・内部リンクされているページ など

もしも、意図していないスパムリンクを発見した場合、Googleに否認申請をすると悪質な被リンクによる悪影響を回避できます。

Ahrefsを使用

Ahrefs(エイチレフス)は、被リンクの分析からキーワードのリサーチまで、多くのSEO対策に役立つ機能を備えたツールです。

Ahrefsの「被リンク分析(Site Explorer)」機能では、被リンクの数やリンク元ページ、リンクの質など、多角的な分析ができます

加えて、時系列に沿ってリンクの増減を追跡する機能や、リンク元のドメインパワーを独自の指標で評価する機能なども備わっています。

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まとめ

被リンクはSEOにおいて重要な要素で、良質な被リンクの増加は、Googleなどの検索エンジンの評価を向上させる効果があります。

ただし、購入したリンクや不正なリンクなど、悪質な被リンクはペナルティを受けるリスクがあるため注意が必要です。

良質な被リンクを増やす方法には、拡散されやすいコンテンツの作成や、シェアボタンの設置、他社サイトへの寄稿などがあります。

適切な被リンク戦略を実行し、自社サイトへの検索流入増加につなげましょう。