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客観的に考えてみよう
検索順位が下がったことに対して慣れないうちは慌ててしまい、下がった順位を取り戻そうと確信もなく構成をあれこれと変えてしまっていませんか?検索順位における答えはWEB上に示されていることも多いです。なぜ下がったのか原因を1つずつ確認して、解決策を探していきましょう。
他の競合が上がってきた
順位が下がってしまった事実と同時に、代わりに上がってきたサイトがあるはずです。検索結果からその内容を確認しましょう。これまでも競合としていたサイトかもしれませんし、新たに導入して進出してきた新事業かもしれません。
上がってきたサイトはどのような情報を提供しているでしょうか。自分と同じ内容なのか、違うとしたらどこが優れているのか。外部リンクや認知度はどうなのか。冷静に分析することで見えてくるヒントがあります。
もし、他の競合も自分と同じように順位が下がっているのだとしたら、下がってしまった原因は別にあるとゆう答えにも繋がりますね。それが分かるだけでも大きな違いです。
日常の話題性から変動している
ネットを使った情報のやりとりが主流になってきている今の時代に、ユーザーの興味関心は日々変化し続けています。一度記事を投稿して満足してしまうことは多いですが、そこで終わらせてしまうと時間と共に新しい情報であふれていき、情報はどんどん古くなり価値を失い、結果として検索順位も下がっていきます。
また時代の変化や流行によりキーワードに対する認識が変わってしまうケースもあります。
(例)「IT」というキーワードを検索するとしたら、インターネット概要ではなくホラー映画のタイトルとして上位に出てくる。
メディアやSNSによる一時的なブームにより、他サイトが急上昇してくることで検索順位から下がってしまうということもあるでしょう。このような場合は、しばらく様子を見て待つことも方法の1つです。待っている間に検索順位が戻っているとゆうことも十分に考えられます。目先の順位だけに流されないように気をつけましょう。
サイト内に問題がある可能性
先ほどまでは、外部的な原因によるパターンをあげていきました。今度は、自分の運営サイト側に原因がある場合を考えていきましょう。自分の構成している情報に問題があることもあれば、Googleのプログラム変更の影響とゆう場合もあります。検索順位を上げるために、文章に偏りがあったりキーワードを重複してしまったりはしていませんか?改めて自分のサイトを見直していきましょう。
内部の変更により低下した
サイトを編集した際の設定ミスによる検索順位の変動もよくある話です。例をあげるならURL変更後の移転先が間違えていたり、タグがはずれてしまっていたりなど、復旧をしたとしてもサイトの変更がGoogleによるプログラムの情報収集に巡回してもらえずに、一時的にガタ落ちするということもあります。
またGoogleの検索エンジンは度々アップデートされます。アップデートをした後に検索順位が下がった場合は、その影響を受けていることが多いです。そしてアップデートだけではなく、算法による判断基準も日々変わっています。多少の順位の変動の場合はこのような影響も考えられます。
判断基準に認めてもらうため、過剰に対策を練ったとしても、逆効果となり検索順位がますます下がる原因にも繋がってしまいます。Googleの考える「ユーザーにとって有益な情報を提供する」という概念に沿った、ユーザーに寄り添ったサイトを運営することを大切にしましょう。
ペナルティを受けている
Googleが定めたサイト運営者に向けた品質に関するガイドラインがあり、そのガイドラインに違反している構成をしている場合はペナルティを課せられてしまいます。このペナルティにより検索順位に悪影響がでている可能性もあります。違反内容としては次のような事例があります。
- 他のサイトから引用しているだけの独自性のない質の低い内容。
- 検索順位を意識して中身のない同じ言葉ばかりを連ねている。
- 不自然なサイトからの外部リンクがされている。
- サイトの作成時に不正をしていないか。
以上のようなユーザーにとっては価値がないと判断される内容はペナルティ対象となります。ペナルティを受けている場合はペナルティの通知が来るので確認してみましょう。確認方法については後記で紹介しているツールにより可能なので後ほど説明します。
上位をキープするための心得とは
検索順位はGoogle独自の算法による、「ユーザーにとって有益な情報かどうか」という質の良さの判断により決まります。ユーザーの知りたいキーワードとの関連性の高さや、外部から支持されているリンクの数も関わっています。様々な観点からおける情報に対する信頼性が高ければ優れた情報として検索順位は上がることができます。
ツールを活用して分析しよう
「自分のサイトはどれくらいユーザーから訪問されているのか」、「どのページが多く見られているのか」など、サイトを運営する方なら誰もが気になる事かと思います。その手段としてGoogleが提供するサイトへのアクセスを解析できるツールがあります。今回は2つのツールを紹介したいと思います。
【サーチコンソール】
これは、どのような検索結果でユーザーから訪問されているか。そしてサイトがGoogleからどう見られているかの評価やペナルティを受けているかなどのデータが確認できます。
【アナリティクス】
こちらは、ユーザーがサイトに訪問してからの動きが解析できます。「どのリンクからきたのか」「どのページを見たのか」などのユーザーがどのように滞在したかを確認できます。
検索に対するGoogleからの内面的な対策と、ユーザーの視点から捉える外面的な対策をどちらも活かすことにより、ユーザーの求めている情報を汲み取り、改善につなげることができます。
徹底的なコンテンツの作成を
何について書くかテーマを決めていく上で大切にしたいのは、検索における上位に出やすいテーマを絞ったキーワードの選び方とそのキーワードを検索するユーザーはどのような意図で調べたのかとゆう人物像を思い浮かべることです。「自分がどう書きたいか」より「相手は何を知りたいのか」を考えましょう。
競合はどのようなテーマをあげているのか動向の把握、検索順位が下がったのなら上位にあがってきた情報は自分の情報とどう違うのか、客観的に見直すことも大切でしょう。上位にあがっている内容こそがユーザーが求めている情報に近い可能性は高いでしょう。
ですが他と似た内容を書いてもユーザーは満足してくれません。他にはない独自性のある切り口を考えると同時に、ユーザーが理解をできないと意味はありません。何もわからないユーザーでも分かりやすく読みやすい情報を提供しましょう。
まとめ
日頃から情報にアンテナをはり、ユーザーが今なにを求めているのかを常に追い続け、より有益なコンテンツに再構成していくことで時代に遅れることなく最新の情報をユーザーに届けることができるのです。下がってしまったのなら、より価値ある情報と判断されるように日々作り変えていきましょう。