
企業ブランディングをして損はなし!?その4大メリットをご紹介!
企業ブランディングとは? ブランディングとは、「ブランド」という言葉を動名詞化したものです。分かりやすく言い換えるならば、「ブランド」の精度を高めるた…
作成日 : 2020.10.12 / 最終更新日 :
ブランディング
ブランドエクイティは、聞きなれない言葉ですが企業のブランドや価値を高めるために効果的な考え方です。今回は、ブランドエクイティとは何かという基本的なところからブランドエクイティのメリットなどを詳しくまとめてみました。ブランドエクイティの理解を進めていきましょう。
目次
ブランドエクイティとは、ブランドに付随する資産価値のことです。もしブランドを換金することがあれば、どのような値段が付くのかということです。
ブランドエクイティを確立することができれば、企業の価値や評判が大きく上がります。ブランディングに関する施策を進めるうえで、正しい知識を身に着けておくことが大切です。
さらに、ブランドエクイティの計測は難しいといわれることが多いため、4つの要素を1つずつ検証していくといいでしょう。ブランドは、売買の対象にもなります。
ブランドエクイティは、他社のブランドを買収しようと考えているときにも役立ちますので、この機会にブランドエクイティに考えてみてください。
ブランドエクイティの意味は、あるブランドが顧客や取引先、社会全体に対して与える無形の資産価値のことです。資産価値ですので、プラスの面だけでなく、マイナス面も含まれるという特徴があります。
ブランドエクイティは、企業会計の貸借対照表に載る項目ではありません。さらに、ブランドエクイティ評価のアプローチ方法は、コスト・アプローチ、キャッシュフロー・アプローチ、マーケット・アプローチの3つあります。
ブランドエクイティに成功している企業は、スターバックスやサウスウエスト航空などが挙げられます。ブランドエクイティの高い商品は、低いものよりも選ばれる確率が高いです。
最終的な購買の判断を後押しするブランドエクイティに力を注げば、売り上げに貢献できるでしょう。
ブランドエクイティは、4つの要素で構成されています。4つの要素とは、ブランド認知、知覚品質、ブランド・ロイヤルティ、ブランド連想です。
ブランド認知とは、商品やカテゴリーや自分とどのような関わりがあるのかを正しく認知しているかどうかということです。そして知覚品質は、消費者がブランドの信頼性やサービス、機能、性能をどのように認識しているかどうかという点です。
ブランド・ロイヤルティは、愛着の度合いのことです。ブランドに対する思い入れが強い人は、繰り返し同じブランドを購入する傾向にあります。
またブランド連想は、ブランドを想像した時にどのようなことを一連で連想するかどうかということです。ブランドの連想内容が良くないと、消費者に選ばれるブランドとは言えないでしょう。
ここからは、ブランドエクイティを高めるメリットを紹介していきます。数多くの企業が、ブランドエクイティを高める努力を行っています。
ブランドエクイティを高めるためには、時間や労力がかかります。そのため心が折れそうになってしまうこともありますが、ブランドエクイティを高めることが企業にとっては大きな利益を生むことにつながります。
売り上げを向上させたいと考えている会社は、周り道に見える可能性がありますが、プロモーションへのアフターフォローに力を注いでブランドエクイティを確立させる努力をスタートさせることがおすすめです。
ブランドエクイティを高めるメリットは、業界で優位な立ち位置を確立できるという点です。ブランドエクイティを高めることができれば、価格競争に巻き込まれずに作業ができます。
価格競争に巻き込まれないことのメリットは、薄利多売にならず十分な利益を確保できるということです。価格競争に敗れて、ブランド価値が下がってしまいブランドエクイティが下がってしまったという例も過去に多くあります。
さらに他社とのサービスとの差をつけられるため、消費者に選んでもらえるようになります。消費者にとっても、ブランドエクイティが高い会社のサービスを選べば安心できるというメリットがあります。
競合他社が多い業界で生き残りをかけるためには、ブランドエクイティを見直してみるといいでしょう。
ブランドエクイティを高めた会社やサービスは、顧客のロイヤリティを高められるという点もメリットです。顧客の維持につながるため、優良な顧客が繰り返し商品やサービスを手に取ってくれるでしょう。
そして顧客からの信頼を獲得できるため、顧客からの紹介や口コミで新規顧客を獲得することにつながる可能性があり、新規顧客がリピーターになるというよりリサイクルになる確率が高いです。
ブランド・ロイヤルティの高い顧客は、価格が高い商品であってもこのブランドだからと手に取ってもらえる可能性があります。また、ブランドを所有、利用することで顧客が優越感を感じられるようになり、さらにブランドエクイティが高まっていくでしょう。
購入した顧客に対して、アフターフォローや積極的なプロモーションを起こしてみるといいでしょう。
ここからは、具体的にブランドエクイティを確立させるためにはどうすればいいのか紹介していきます。ブランドエクイティを確立したいと考えている担当者は、参考にしてみてはいかがでしょうか。
ブランドエクイティを確立できれば、国内だけでなく海外でも戦えるブランドや商品に成長させることができるようになる可能性があります。
ブランドエクイティを構成している4つの要素を見直してみたり、ブランドエクイティの確立をサポートしているコンサルティング会社などを利用してみることもおすすめです。
まずは、自社の価値をすることが大切です。競合にはない強みを知ることや業界での立ち位置を把握することが大切です。
自社の企業価値は、上場企業であれば時価総額と負債の価値を加えて客観的に測定することもできます。さらに顧客にアンケートを取って自社の価値を測定するという方法をとることがおすすめです。
そして、自分の会社やサービスが顧客に何を提供できるのかということを実際に書き出していくこともいいでしょう。まずは、10個程度リストアップしてみると見えてくるものがあるはずです。
また競合他社の製品やブランドを詳しく分析することで、自社の強みを見つけることも可能です。業界研究を深めて、ブランドエクイティを確立させていきましょう。
発信したいブランドイメージを決めることは、とても有効です。ユーザーにどんな印象を抱いてもらいたいかやどんなユーザーに提供するかということを明確にしていきましょう。
発信したブランドのイメージは、ターゲットユーザーに好まれるものに設定することが大切です。発信したいブランドイメージを決める前に、サービスや商品を手に取ってもらいたい消費者を具体的に想定することが大切です。
例えば20代の女性をユーザーに想定した場合と、50代の男性がターゲットという商品ではブランドイメージが大きく異なります。さらに商品やブランドにどのようなイメージを持ってもらいたいのかという設定を細かく決めておくことがおすすめです。
最後は、ブランド戦略に落とし込むことが大切です。ブランドの課題を知り、改善点を見つけて見直していくといいでしょう。
ブランド戦略は、個人や部署の目標に落とし込むこともおすすめです。働いている人が、ブランドエクイティを高める当事者意識を持ってもらうことが大切です。
また企業事態のブランドエクイティの場合、人事制度にブランド戦略を落とし込むことも効果的です。従業員のブランドに対する愛着度が高まれば、やる気アップにもつながります。
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