社員登用からの躍進。内に秘めた想いに迫る

アルバイトから2022年7月に社員登用され、最速で年間MVPを受賞(経営層からこの1年1番活躍した社員への表彰)した大さん。そしてその後10月からは部署のリーダーに昇格しました。社員登用されてから大躍進をし続ける大さんに未知の入社理由、社員登用の苦労、今後のビジョンについて語ってもらいました。


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プロフィール

加藤大
Contents Div Contents Sec. リーダー
コンテンツディレクター

メガネ、カニ、恐竜で有名な福井県出身。3兄弟の真ん中で物心ついた頃から中間管理職のような立ち回りを習得。クールな出で立ちでパワーも備えた根性タイプ。

2021年4月に新卒採用面接に落ち、アルバイトとして入社。2022年7月に社員登用。現在はコンテンツ部署のリーダーを担っている。座右の銘は「勝って驕らず、負けて腐らず」。

未知への入社のきっかけを教えてください。

元々、学生時代に人材系の会社で長期インターンをしていました。そのときのクライアントに未知があり、送客するために企業理念を見た瞬間、「これだ!」とビビッときました。何となく世のため人のために何かできないかを考えることが多く、その思いを言語化したのが”世のポテンシャルを飛躍させる”だと感じました。

そこで、自分を送客して採用面接を受けました。面接は通らなかったのですが、アルバイト入社を打診していただいたことが入社のきっかけです。

社員になりたいと思った理由は、採用面接を受けたときと変わることなく、「理念への共感」です。ただ、アルバイトとして未知の業務に携わることで、社員になりたい理由が増えました。

 

”この人の期待に応えたい”と思える人に未知で出会えた

 

”この人”とは、現在はコンテンツ部署のアドバイザーである裕紀さんです。僕が入社した日からずっと目をかけて指導してくれた方で、どのようにすれば社員に登用されるかを考え、導いてくれました。指導してもらう中で裕紀さんのやりたいことや今後のビジョンを聞き、僕が社員になることで裕紀さんのポジションを取り、裕紀さんが新しいことにチャレンジできる土台を整えたいという思いが日に日に強くなっていきました。

大さんの「人生をかけて成し遂げたいこと」を教えてください。

“より多くの人が選択肢を増やせるようサポートする”

 

これが僕が人生をかけて成し遂げたいことです。

二浪して大学に進学したことから、自分と同じ思いをする人を減らせないか?という考えのもと、学生時代に塾講師のアルバイトを始めました。当然ながら、生徒本人・保護者の方のオーダーは成績アップ、またその先にある志望校でした。

入塾当初は、厳しいと思われた目標でも、自分を含む講師が指導することで着々と近づき、やがて達成する生徒の姿を何人も目にしました。なかには、当初掲げていた目標より少し挑戦的な目標に設定し直す生徒もいて、塾講師としての自分の介在価値を強く実感したのを記憶しています。

実際に指導する時間は週1コマと短い時間でした。しかし、自分が少なからずサポートしたことで、そのような結果につながったのであれば、生徒だけでなくより多くの人のこともサポートしたいと思ったためです。

どんな道を選んでも困難に直面し、それに立ち向かわなければならないときがあると思います。そんなとき、数ある選択肢から自分で選んだ道であれば、何とか踏ん張って生き生きと突き進めるのではないでしょうか。そのような期待も込めて、あくまで選択肢を増やすためのサポートをしたいと考えています。

社員登用されて大変だったことはありますか?

納期管理が一番大変でした。アルバイトで経験していたので、多くの業務にスラスラ取り掛かれたのですが、社員になってから初めて経験した業務である納期管理は慣れるまで大変でした。

アルバイト時代は制作フローの一部分をタスクとしてこなすだけだったのですが、案件担当として制作フロー全体に目を向けることの難しさに戸惑いました。僕の管理がずさんなことで、コンテンツ部署のメンバーだけでなく、別部署のメンバーにも迷惑をかけてしまうことが相次ぎ、心苦しさと申し訳なさに押し潰されそうな感覚でした。

幸いにも、裕紀さんをはじめ困ったときにさっと手を差し伸べてくれる先輩方がいて、納期管理で意識していることを吸収できたのが良かったと思います。

入社して1年で年間MVP獲得し、その後リーダー昇格と大活躍の大さんですが、どのようなことを意識して働いていますか?

入社から今まで意識し続けていることは、「努力のベクトルが合っているか」です。日々の業務で多くのスキルを身に付けられます。ただ、組織において自分が身に付けたスキルが有用かどうかは、求められている役割で変わると思います。

そこで、自分にどのような役割を期待されていて、その役割を果たすためにどんなスキルを身に付けるべきかの把握が欠かせません。そこで、上司との1on1で自分の現在地と将来像とのギャップを埋めるのに必要なことは何かを確認するようにしています。

リーダー昇格に関しても同様で、リーダーになるために足りないものを確認し、それを一つずつ消化していきました。昇格した今でも、リーダーの役割を全うするために欠かせないスキルを身に付けるべく奮闘しています。

CDをどんな部署にしていきたいですか?また、メンバーとの関わりで意識していることを教えてください。

メンバーが「発言しやすい」「アクションしやすい」部署にしていきたいです。僕では到底及ばない突出したスキルを持ったメンバーなので、各々が得意なフィールドで存分に力を発揮できる状態にできたら良いなと思っています。

リーダーとはいえ、まだまだ未熟なところが多いので、メンバーに頼りたいのも正直なところです(笑)。

そのために、どんなときでも誰よりも冷静な状態でメンバーと関わるようにしています。いつ話しかけても冷静にコミュニケーションをとれる人には、些細なことでも相談・質問しやすいかなと。ただ、メンバーから「いつも真顔ですよね笑」とよく言われるので、穏やかな表情で接することも意識していきたいです。

今後のビジョンを教えてください。

とにかくできること、任せてもらえることを増やしていくことです。自分が好きな未知を少しでも前進させるには、僕自身の成長が必要不可欠だと思います。僕ができることを増やせば増やすほど、他のメンバーが新しいことに挑戦しやすくなるでしょう。そしてまた、別のメンバーが全く新しいフィールドに飛び込めるといった好循環が生まれると考えています。

まずはリーダーとしての役割を全うできるよう、日々目の前の業務に向き合っていきます。