株式会社桃屋

「かんたんレシピ」のアクセス急増!商品の魅力を伝えるコンテンツ作りでファン層の拡大に成功

案件概要

株式会社桃屋は1920年の創業以来、“良品質主義”と“広告宣伝主義”を掲げて、厳選された原料や手間を惜しまない製法と個性的なテレビCMで数々のヒット商品を生み出し続けています。今や食卓の定番となった「ごはんですよ!」や「辛そうで辛くない少し辛いラー油」、「花らっきょう」などの多種多様な商品を食卓に提供しています。 2021年には桃屋公式の「かんたんレシピ」に繋がるまとめサイト「暮らしのクリップ」を開設し、桃屋商品を活用した数多くのレシピを紹介しています。 未知株式会社は株式会社桃屋様のパートナー企業として、「暮らしのクリップ」のメディア構築&運用やコンテンツ制作をサポートさせていただいております。 今回は株式会社桃屋の取締役営業本部長兼営業企画部部長の笠原様(以下、敬称略)に、メディアをお任せいただいた背景や取り組み内容についてお話をお伺いしました。(インタビュアー:未知株式会社 坂本)

暮らしのクリップ

https://www.momoya.co.jp/media/

解決したい課題

  • 桃屋商品を使用したオリジナルレシピの認知拡大

  • 企業サイト内の「かんたんレシピ」へのアクセス増

施策

  • オウンドメディア「暮らしのクリップ」の構築

  • 家事に関する記事の制作サポート

目次

白米消費減少時代に対するお客様へのアプローチ強化

坂本:

― まずは抱えていた課題について教えてください。

笠原:

「ごはんですよ!」といえば白いご飯に乗せて食べるもの、というイメージがあると思います。ただ近年では、日本国民が白いご飯を食べる量が減っているともいわれています。そこで弊社は、ご飯のお供だけではなく、具材や調味料として誰でも失敗なく簡単に驚くほど美味しい料理が作れることを訴求したいと考え、弊社商品を使用したオリジナルレシピを「かんたんレシピ」としてホームページ内に掲載し始めました。

しかし、なかなか思ったようにアクセス数が伸長せず、CM投入時やテレビ番組に取り上げていただいた時に瞬間的に伸びる状況でした。動画コンテンツを制作したり、料理教室で弊社の商品を使うプログラムでもアプローチを試みましたが、結果的には安定したホームページへのアクセス増には結びつきませんでした。

坂本:

― 思うような結果が出なかったんですね。

笠原:

そうですね。弊社のテレビCMといえば三木のり平さんのアニメーションというイメージを持っている方も多いと思いますが、料理のシーンを取り入れた方がお客様に商品の価値を伝えることができるのではないかと考え、かんたんレシピを使った内容に切り替えました。

しかしCMで紹介されたレシピを検索しても、その他のレシピを検索していただくまでには至らなかったので、ホームページ内で多くの検索をしていただく何か抜本的な対策を打たないといけないという課題を持っていました。

ご相談・見積り

ファン作りに向けた熱烈な姿勢が決め手

坂本:

そうした課題を感じられている中で、弊社にご依頼をいただいたのはどのようなきっかけからでしょうか。

笠原:

弊社の社長が会合で未知の担当者さんから「桃屋のブランドを活用すればもっと企業価値を上げられる」とご提案いただいたことがきっかけです。その後何度も弊社に足を運んでいただき「コンテンツは蓄積することで会社の資産になり、お客様に見ていただけるように相互の誘導もできる」というお話をしていただきました。

弊社としてもお客様に多くのコンテンツに触れていただき、根強いファンになっていただくのが理想でしたので、未知さんと協力すればそれが実現できるのではという期待感がありました。

坂本:

― 弊社にご依頼をいただく際、何か懸念点はなかったでしょうか。

笠原:

当時はコンテンツマーケティングに関する指標を持っていなかったので、どの程度の効果が期待できるのかシミュレーションができませんでした。そのため、正直にいうと漠然とした不安はありましたが、未知の担当者さんは常に「絶対増えます、間違いなくできます」と自信を見せてくれたんです。

また勢いだけではなく、しっかり数字を検証しながら進めていこうという姿勢も見せてくれましたので、まずは1年任せてみようとこちらも腹をくくれました。

「かんたんレシピ」への流入がアップ!次のフェーズに向けた取り組みに期待

坂本:

― 未知からはオウンドメディア「暮らしのクリップ」のコンテンツ制作をサポートさせていただいております。サポート開始から現在まで、何か手応えは感じられていますでしょうか。

笠原:

2023年11月の実績では、暮らしのクリップへのアクセス数が約20万以上 。そこからかんたんレシピへの流入が約2万ありました。

毎月順調に暮らしのクリップからの流入が発生しており、これは従来の施策では得ることのできなかったものです。私自身は最重要指標を流入数と考えていましたので、この結果には満足しています。すでに料理専門サイトよりも上位表示されるページも出てきましたので、この調子でさらにアクセスが増えていって欲しいですね。

坂本:

― 効果が数字で出ているようで何よりです。流入数のほかに、想定していなかった良い点はありましたでしょうか。

笠原

ご担当いただいているライターの方々が素晴らしいですね。我々が持つ400を超えるレシピと季節や流行りの話題などを組み合わせて記事化していただいていますが、毎回「こうまとめてきたか!」と驚かされています。

プロの方に感心するというのは失礼かもしれませんが、これまでの経緯や歴史を知っている我々では発想できないような組み合わせを見せていただいて、とても新鮮な気持ちになっています。本当によく勉強していただいているので、我々もうれしいですね。 また、プロモーションや新商品の発売に合わせた弊社からの提案に対しても、迅速に対応いただいています。

坂本:

― ありがとうございます。その辺りも含めて、未知のサポートについてのご評価をお願いできますでしょうか。

笠原:

非常に細かく親切丁寧に取り組んでいただいていると思います。課題に対する取り組みのご提案を小まめにいただけますので、現場からもやりやすいという声を聞いています。

我々が気づく前に「この記事が伸び悩んでいるので手を入れたい」「このテーマが旬に入るので準備を始めます」といった話をいただけるのはありがたいですよ。そういったご提案も含めて、常にいいものを作ろうという姿勢でいていただけているので、私どもからのご提案や相談もしやすいと感じています。

坂本:

― 最後にこれからの未知に期待したいポイントがあれば教えてください。

笠原

現時点の業務について不満はありません。いずれ流入数が伸び悩んだり、記事を刷新しなければならないタイミングが来ると思いますので、次の仕掛けやアプローチに向けての準備は一緒にお願いしたいですね。私どもも毎月メニュー会議を開いて新しいレシピの開発を行っていますので、新しい切り口で記事化していただくのを期待しています。

また、通販専用商品で機能性表示食品の「いつもいきいき」も掲載していただいています。記事を読んだお客様がコンバージョンに至る数値についても、一緒にこだわっていけたらと思っております。

坂本:

― これからも御社の課題解決に向けた取り組みをさせていただきます。本日はお忙しいところありがとうございました。

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