株式会社イー・コミュニケーションズ

コーポレートサイト制作&コンテンツマーケ内製支援の成功事例

案件概要

株式会社イー・コミュニケーションズは「幸せなビジネス人を増やす」をミッションに掲げ、社内研修・社員教育や各種検定試験・教育ツールのシステム開発や販売などを行う会社。創業から24年以上の歴史を持ち、2003年にはCBTシステムをリリースするなど企業の教育・成長に向き合うビジネスを展開し続けています。 未知株式会社は株式会社イー・コミュニケーションズ様のパートナー企業として、コーポレートサイトリニューアルからオウンドメディア運営など、コンテンツマーケティング支援まで包括的なサポートをさせていただいております。 今回は株式会社イー・コミュニケーションズの佐藤信也 様/平野 美和様(以下、敬称略)に、お取り組みの背景やその成果についてお話を伺いしました。(インタビュアー:未知株式会社 坂本)

株式会社イー・コミュニケーションズ

https://www.e-coms.co.jp/

解決したい課題

  • 社歴も長く理念も明確だがサイトが不透明だった

  • 既存のサイト構築ツールではデザインの自由度に縛りがある

  • インハウスSEOに対して自社の知見が不足していた

施策

  • ツール運用会社とも連携しブランド重視のサイトリニューアルを実施

  • コンテンツ制作支援と並行して内製化コンサルも始動

  • 体系的にコンテンツSEOの流れを掴んでいただく

目次

企業の魅力が見えづらいサイト設計からの脱却を目指していた

坂本:

― まず初めにコーポレートサイトリニューアルに至るまでの経緯をお聞かせください。

佐藤:

当社のコーポレートサイトは、BtoBマーケティング支援ツールを使って構築していました。そのツール導入からマーケティング面の改善は見られていたのですが、カスタマイズに一定の制限があります。そのため見た目がカタログサイトに見えてしまうのではないかと懸念を抱えていたんです。我々が本当に見せたいものは、実は見えていないのではないかと。

そうした時期に御社の下方社長とお会いする機会があり、まさにその懸念をズバリと指摘されたんです。創業24年の歴史があり、理念も明確。導入事例も豊富なのに、それが伝わるように見えていないと言われ、私自身もまさにその通りだと感じましたので、一度プレゼンをお願いしたという次第です。

坂本:

― コーポレートサイトリニューアルと並行して、内製化コンサルや記事制作などのコンテンツマーケティングの支援もご発注いただきました。どのような課題解決を望まれていたのでしょうか。

平野:

以前は他の制作会社に依頼していました。ただしSEOは効果が最大化するまでに時間を要します。当時は即効性を重視し広告にリソースを優先的に配分していたことから、しばらく記事更新が止まっていたんです。

その後、当社に記事制作の実績豊富なメンバーが増えたこともあり、サイトリニューアルをいい機会とし、コンテンツ制作の再開を未知さんにご相談しました。今回は内製化を視野に入れていたため、内製化コンサルティングと記事制作の一部を未知さんに依頼することになりました。

お取り組み後、社内外の評価は質・量ともに目に見える改善あり

坂本:

― サイトリニューアルの結果、どのような効果を実感できましたでしょうか。

佐藤:

結論から言うと、お願いしたのは大正解だったと考えています。一番の理由は、何社かのお客様やステークホルダーの方々から「サイト良くなったね」というお言葉をいただいた点です。私どもが想像していたよりも多くの方に見ていただけていることが分かりましたので、弊社の歴史や理念、ビジョンをお伝えしていく意義を強く感じられるようになりました。

また、採用面でも求職者からの反応が明らかに変化したのを感じています。リニューアル後はビジョンや歴史、導入事例の内容などサイトから得た情報に触れる方が大変増えました。わかりやすかった、聞いてみたかったという声もありましたね。リニューアル後からすでに3、4人の採用に成功するなど、目に見えた効果が出ているのは間違いありません。

坂本:

― ありがとうございます。社内からの反応はいかがでしょうか。

佐藤:

社内の若手からの反応も上々です。今回のリニューアルでは会社の沿革を重視するようにお願いしており、未知さんには大変前向きに対応していただきました。

また創業期の写真を掲載するなどビジュアル面での訴求にも力を入れた結果、社内から「こういう歴史がある会社だったんですね」という声が聞こえるようになっています。この辺りはこれまで上手く伝えられていなかった部分ですので、対応していただいた効果を実感しています。

また制作時の話ですが、社員全員が映るような写真を撮影したところ、みんながいい顔をして映ってくれているんですね。楽しみながら協力してくれる社員が多く、みんなで作ったサイトという手作り感を残せたのは、社内の団結という意味においてもよかったと思っています。

ご相談・見積り

当初のスケジュールよりも短期間でコンテンツマーケティングの内製化に成功

坂本:

― コンテンツマーケティング支援の効果は何か感じられていますでしょうか。

平野:

非常に適切にサポートしていただいたおかげで、当初お願いしていた内製化に滞りなく移行を完了しました。月8本のコンテンツ公開を目標とし、当初は未知さん6本と弊社2本の割合で進めていましたが、おかげさまで早期に弊社内の体制が整いましたので、現在は8本全ての内製化に向けた計画が順調に進行しています。

坂本:

― コンテンツマーケティング支援について、記事の品質などにご不満や懸念点などはございましたでしょうか。

平野

実は内製化したいという理由もここにあったんです。どうしても教育業界、試験業界がもつ特異性は外部の方にはご理解いただくのが難しい面があります。そのため完全な外注化が難しいので、文化を知り独自のアセットを持つ社内で完結させるのが望ましいと考えていました。

一方で、弊社内にはコンテンツ制作のノウハウがないため、読まれる記事を作るのが困難です。その点はSEOのノウハウを豊富にお持ちの未知さんにコンサルしていただき、内製化を図っていただいたのはよかったと思います。読まれる記事の作り方やキーワード選定など、プロのSEO対策を教えていただき助かっています。

粘り強い交渉とトライアルで実現した最高の事例

坂本:

― 当初懸念されていたマーケティングツールを生かした導入は、理想通りに実現できましたでしょうか。

佐藤:

やはりツールによる制限はありました。ただし、下方社長や私がイメージしていたものを完全に実現するために未知さんの制作スタッフの方々がツール運用会社に直接掛け合ってくれて、粘り強く実現する方法を探ってくれました。

最終的には、当初下方社長がおっしゃっていた「マーケティングツール史上、最高に魅力的な動きをする事例」が実現できたのではないかと思っています。

坂本:

― 次にコンテンツ記事制作のスタッフとのやりとりはスムーズに進みましたでしょうか。

佐藤:

サイト側とコンテンツ側で別々に担当者を立てていたのですが、どちらからも非常にスムーズなやりとりができたと聞いています。レスポンスが早いのがとにかく良かったと言っていますね。

また、3カ月に1度いただいていた分析結果のレポートも非常にわかりやすく、毎回次に打つ手が明確になりました。

ご相談・見積り

伝え方がわからない企業ほど未知の柔軟な発想がハマる

坂本:

― 最後に、どのような会社に未知株式会社のコーポレートサイト制作やコンテンツマーケティング支援が向きそうか教えてください。

佐藤:

すでに実際に知り合いの経営者に未知さんをご紹介しているのですが、話をしながら「ある程度歴史があり、理念やビジョンが確立しているような会社に向いている」と感じています。我々のようなある程度実績がある会社ほど、自分たちが出せるものの出し方を自分たちで決めてしまっているように思えます。

その結果、リニューアル前のサイトのように「資産はあるのに伝わらない」ということにもなり得ます。未知さんはそれぞれの会社が持つ資産や特性、姿勢をフラットな視点で分析し、引き立たせるような見せ方をしてくれます。

「こういう見せ方もありますよ」「こうしたらもっと良くなるんじゃないですか」という柔軟なご提案こそが、未知さんの真骨頂なのではないでしょうか。

坂本:

これからも御社の課題解決に向けた取り組みをさせていただきます。本日はお忙しいところありがとうございました。

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