日本システムケア株式会社

特定キーワードの1位表示を牽引。オウンドメディアを会社の資産に変えたSEO戦略事例

案件概要

1989年の設立以来「ITライフサイクル」をビジネスモデルに掲げる日本システムケア株式会社。システムの構築・運用から法人向けPCの廃棄までを一貫して手掛け、近年はリサイクル・リユース事業を通じた環境課題の解決にも注力しています。 未知株式会社では、以前同社のコーポレートサイト全面リニューアルをご支援しました。現在はその良好な関係性を土台に、オウンドメディアのSEOコンサルティング、広告運用など、包括的なデジタルマーケティングをご支援させていただいています。今回は、同社の広報担当のK氏に、オウンドメディア立ち上げの背景から具体的な成果、そして今後の展望についてお話を伺いました。(インタビュアー:未知株式会社 木村)

日本システムケア株式会社-Eipo

https://j-sc.co.jp/media/

解決したい課題

  • Webからのリード獲得チャネルの確立

  • 同業他社との差別化と専門性の訴求

  • 情報発信における社内リソースの不足

施策

  • 顧客の課題解決を起点にしたメディア戦略

  • 訴求力の高い高品質なSEO施策

  • 内製化支援から制作への柔軟なプラン変更

目次

サイトリニューアルが信頼の決め手に。Web集客の強化を推進

木村:

― まずは、オウンドメディアにおけるSEO施策を開始するに至った経緯についてお聞かせいただけますでしょうか。

K氏:

もともと当社は、営業担当者がお客様先へ直接足を運ぶ営業スタイルが主流で、Webからの集客にはあまり注力していませんでした。

しかし、未知さんにコーポレートサイトをリニューアルしていただいた後、明らかにWeb経由でのお問い合わせの件数が増えたのを感じていたんです。そこで、Webの持つ可能性を強く実感し、情報発信をさらに強化していく必要性を感じるようになりました。

木村:

― そこからオウンドメディアという具体的な施策には、どのように繋がっていったのでしょうか。

K氏:

他社との差別化を図り、当社の提供する価値をより広く深く伝えていくためには、継続的な情報発信の場が必要だと考えました。はじめは、当社が力を入れている「環境への取り組み」をテーマにすることも検討したのですが、未知さんと相談する中で、より直接的に事業の収益に結びつくテーマ、つまりお客様が実際に抱えている課題を解決する情報を提供していく方針に固まりました。

例えば、PCのデータ消去における情報セキュリティの重要性や、レンタルのメリットといった、お客様の事業に直接寄与する情報です。そうした価値ある情報を発信することで、当社の専門性や信頼性を伝えたいと考えました。

木村:

― 数あるWebマーケティング会社の中から、再度弊社にご依頼いただいた決め手は何だったのでしょうか。

K氏:

サイトリニューアルの際に築いた信頼関係が決定的な理由です。当時のことを思い返しても、未知さんは「自分たち社員以上に、うちの会社のことを考えてくれている」と感じる瞬間が何度もありました。

私たちが目指しているのは、本質的な情報発信によるお客様との信頼関係の構築です。我々の意図を深く汲み取り、常にプラスアルファの提案をしてくれる未知さんであれば、きっと一緒に良いコンテンツを世に送り出し、お客様との信頼関係を強固にできると確信していましたので、オウンドメディアの立ち上げも迷わずお願いしました。

柔軟なプラン変更と高品質なSEO記事で、問い合わせ増とAmazon超えの検索順位を達成

木村:

― 当初は内製化を目指すプランから始まりましたが、途中で方針転換がございました。実際にオウンドメディアの運用が始まってからはいかがでしたか?

K氏:

当初は社内で記事を制作する体制を目指していたのですが、人事異動などもあってリソースの確保が難しくなってしまいました。

プロジェクトが止まってしまうかもしれないと危惧していたのですが、未知さんから「内製化支援に充てるはずだったご予算を、そのまま記事制作費にあてましょう」と、非常に柔軟なご提案をいただいたんです。

契約内容をただ履行するのではなく、私たちの状況を理解し、目的達成のために最善の方法を一緒に考えてくれる姿勢は本当にありがたかったですね。

木村:

― 実際の弊社が提供させていただいたコンテンツの品質についてはいかがでしょうか。

K氏:

驚くほどクオリティが高いです。私たちが提供した資料を読み込むだけでなく、ご自身たちでも深く調査して、専門的な内容を分かりやすくまとめてくださっています。おかげで、記事の確認にかかる負担もほとんどありません。本当に安心して任せられています。

木村:

― ありがとうございます。特に印象に残る成果はありますか?

K氏

最もうれしかったのは「Core i3 i5 どっち」のキーワードで制作していただいた記事が、検索1位を獲得したことです。この記事は「Core i3」のキーワードで検索した際に、大手ECサイトのAmazonよりも上位に表示されています。

営業から「CPUがi3というだけでPCの導入を断られてしまう」という相談を受けたことをきっかけに、私たちが作りたい記事を未知さんにご相談したのが制作のきっかけでした。

社内のリアルな声から生まれたコンテンツが、多くの人に届く結果となったのは非常に感慨深いです。

また、アクセス全体においても、着実に伸びてきています。これらの成功事例は、会社全体がWebマーケティングの重要性を再認識する良いきっかけになってくれていると感じています。

Web施策を会社の“資産”へ。思いはあるがリソースがない企業にこそ、未知の支援をおすすめしたい

木村:

― 施策開始から1年が経ちました。今後の展望についてはいかがお考えですか?

K氏:

まずは、効果測定の精度を高めていきたいですね。現在は「問い合わせの数」を追っていますが、今後はその問い合わせが実際にどのような案件に繋がり、どれくらいの成果になったのか、最終的な結果まで可視化していくことが目標です。

そのデータをもとに、さらに施策を改善していきたいと考えています。将来的には、弊社の主流である足で稼ぐ営業に加えて、Web集客をもう一つの強力な営業チャネルとして確立したいですね。

一度作れば価値を提供し続けてくれるオウンドメディアは、まさに会社の「資産」です。その資産を、未知さんと一緒に大きく育てていきたいと思っています。

木村:

― 最後に、弊社のサービスはどのような企業におすすめできると思われますか?

K氏:

会社として伝えたい思いや価値はあるけれど、それを形にするためのリソースが不足しているような企業にこそ、未知さんの支援は最適だと思います。

ただ言われたことをこなすのではなく、常に私たちのビジネスを深く理解し、成功のために主体的に動いてくれるようなパートナーシップを求めている企業であれば、きっと満足のいく結果が得られるはずです。

本気でWeb施策に取り組みたいと考えているなら、ぜひ一度相談してみてほしいですね。まあ、同業他社にはあまり教えたくないのが正直な気持ちですが(笑)

木村:

― 本日は貴重なお話をありがとうございました。

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