株式会社グッド・クルー

開始1年でPV数20倍!コンテンツ制作を通して自社の魅力を再確認できた事例

案件概要

未知株式会社(以下、未知)は、入社後の育成支援に力を入れた人材派遣企業、株式会社グッド・クルー様のパートナー企業として、同社のオウンドメディア「グッキャリ!」の構築・運営を手掛け、コンテンツマーケティングの支援を実施。そこで今回は、同社の三品香織(みしな・かおり)様(以下、敬称略)に、オウンドメディアを導入していただいた狙いや現状までの効果についてお話を伺いました。(インタビュアー:未知株式会社 坂本)

グッキャリ!あなたの人生に寄り添い続ける就職情報サイト

https://good-crew.co.jp/media/

解決したい課題

  • 企業認知に課題を感じていた

  • 自社の集客力に課題を感じていた

  • 自社のメディア構築・運営経験の知見が浅い

施策

  • サイト構築から3年間の長期計画を立案

  • 認知向上につながるポジティブ系のKWを狙う

  • 毎月7-8記事をコンスタントに更新

【導入後の成果】

・初月から20,000PV以上に増加(1年で20倍以上のPV数) ・コンテンツ制作を通じて、自社の強みを再認識することに GOOD CREW「感情移入能力®︎」で企業と働くヒトをつなぐ。

目次

自社での直接採用に課題。認知度向上が急務だった

坂本:

― 未知の「ファンマーケティングクラウド」を導入される前は、どんな課題をお持ちでしたか?

三品:

弊社は人材派遣業ですが、正社員として採用し、入社後に手厚くサポートすることが特徴です。人ありきのサービスなので、採用が要。多くの人を採用できれば、その分事業が成長します。

しかしながら、自社集客力が不足しており、エージェントを通して採用しないと目標に達することができません。2006年のグッド・クルー設立以来ずっとこの状態が続いていました。

人材支援会社として、集客ができ、個人も企業も支援できるのがありたい姿。そこに近づけるために自社の集客力をつけたい。それが大きな課題でした。

坂本:

― 集客力をあげるためにどのような施策を行っていたのか、お聞かせください。

三品:

弊社の低集客力の原因は、認知度の低さです。求人を出せば就活をしている層には知ってもらえますが、就活をまだしていないこれから就活をする潜在層まで知ってもらうにはオウンドメディアと考え、半分内製で自社メディアを作りました。構成は自社で作り、技術・デザインなどパート単位で外注に出す形です。

ところが、公開した当時、対象キーワードで検索すると他社サイトに飛んだり、ダウンロードを強制する詐欺サイトにいきなり飛んだりしてしまいました・・。

坂本:

― なんと!それは大変でしたね…!

三品:

はい。原因は、色々な人が使っているものに近いドメインを使用したからでした。このまま公開を続けるのは危険と判断し、公開の数時間後には閉じることに。

 

おそらく、基盤となる知識がないまま、自分たちで調べてやっていたのが失敗の原因でした。ドメインの取得はできたけれども、選び方に問題があったんですよね。振り返ると、サイトの雰囲気なども感覚で決めてしまっていました。

坂本:

― そのような経験を経た後に、未知にご依頼くださった決め手は何だったのでしょうか?

三品:

きっかけは弊社代表の堀と、未知株式会社代表の下方様が以前から知り合いでやり取りがあったことです。「一旦はプロに頼もう」となったとき、「まずは下方さんの話を聞いてみよう」ということに。

下方様に弊社の課題を伝え、オウンドメディアを運用したいと話したところ、メディアとはどういうものかという根本的なところから教えてくださいました。サイトを構築して記事を公開しただけでは見てもらえない。定期的に記事を更新し、PDCAを回していく必要がある。長期的に考えて結果を出していくものがメディアだと。そして、自社ドメインを使い、段階を踏んでメディアを育てる、長期的でトータルな提案をしてくださったんです。

それを受けて「トータルコーディネートしてくださる御社にお願いしたい」と強く感じたことが決め手になりました。

ご相談・見積り

継続的に高品質な記事を更新。1年でPV数が20倍に

坂本:

― 求職者向けのオウンドメディア「グッキャリ!」にノウハウ記事を中心に執筆していましたが、品質についての評価や感想を率直に教えてください。

三品:

当初、弊社は「ひとつのサイトで、中途もバイトも新卒も同時に集客したい。紹介もここから」と考えていました。それに対して御社から「いきなり間口を広げても中途半端になってしまいます。段階を踏んで育てていきましょう」という説明を丁寧にしていただき、納得することができました。まず、そのことに感謝しています。

 

記事のテーマ選びや切り口、構成などは非常に素晴らしかったと思っています。弊社が伝えたいこと、求める読後感や態度変容に応じた記事を執筆してくださいました。中でも、業界のことやキャリアビジョンをどう作るかといった、自社で制作するとある種のバイアスがかかってしまうテーマを客観的な視点からまとめた記事にしていただけたのは良かったです。公開から1年以上経っても読まれている、価値の高い記事となっています。

坂本:

― ありがとうございます。言葉選びなど具体的な表現のレベルについてはいかがでしたか?

三品:

そこについては、当初はズレがありました。弊社のビジネスモデルの複雑さもあり、「伝えたい内容をどの言葉で伝えるか」という部分のすり合わせが必要でした。そのすり合わせに柔軟に対応していただけたのはとても助かりました。

4,5カ月後には朱字を入れる箇所がほとんどなくなり、1カ月分の記事をチェックするのにかかる時間が、初月の1時間から、5分程度に短縮できました。

坂本:

― こちらこそ、すり合わせにご協力くださりありがとうございました。御社のメンバーはインタビュー記事も制作いたしましたが、ご満足いただけたでしょうか?

三品:

事前の打ち合わせを丁寧に実施していただけ、取材時には聞いてほしいところをしっかり深堀してもらえたので、期待通りの内容でした。インタビューを受けるメンバーのことを知っているのは私たちです。こういうところは聞いてほしい、これは回答に困るだろうというところがわかっています。それを事前にすり合わせた上でインタビューに進めてくださったので、安心して臨むことができました。

坂本:

― ありがとうございます。それでは、導入した結果に対する手応えをお聞かせください。

三品:

1カ月で6-8記事と、十分な数の記事を定期的に公開していただけ、価値のあるメディアができあがったと思っています。

 

数字面では、PVは確実に取れました。月間PVがどれくらい増えたかというと、サイト構築からなので無限大倍とも言えますが(笑)、初月の1,000PVから1年後には20,000PVと20倍に。初期の頃に公開された記事が今でも読まれており、財産になっていると感じています。

ご相談・見積り

自社の強みを把握し、サイト構築・運営を始めたい企業に薦めたい

坂本:

― 未知株式会社のサービスは、どのような企業に勧められるとお考えですか?

三品:

サイト制作をしたことのない会社には「ぜひ!」と言いたいですね。完成図まで含めてトータルに提案。そして完成まで持っていっていただける。これほど安心できることはありません。

 

特に、自社の強みをよくわかっていない企業様にはお勧めします。今回、未知様の客観的な視点から、グッド・クルーの強み弱みを教えていただくことで、自社の魅力は「人」だと改めて認識できました。外部に発信するにあたっては、他社に負けない自社の魅力を見つける、自己理解が不可欠です。それをメディアの制作を通してできたのは大きな収穫でしたから。

坂本:

― ありがとうございます。今後はどのように進めていこうと考えておられますか?

三品

3年計画の1年目が終わったところですから、今は通過地点。ベースとなるコンテンツはできたので、次はこれを活かしていくフェーズだと認識しています。例えば、SNSのアカウントをこれから育て、さらなるファンづくり、そしてコンバージョンに繋げたいですね。

坂本:

ありがとうございます。今後ともよろしくお願いいたします。

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