株式会社HITOSUKE

問い合わせ数1.5倍!コンテンツSEOで潜在顧客の掘り起こしに成功した事例

案件概要

未知株式会社(以下、未知)は、FCビジネスを展開する株式会社HITOSUKE様のパートナー企業として、同社が運営する住まいの困りごとを解決する「家工房」のオウンドメディア「家工房マガジン」の構築・運営を手掛け、コンテンツマーケティングの支援を実施。そこで今回は、執行役員GMの六角陽輔(むすみ・ようすけ)様(以下、敬称略)に、オウンドメディアを導入していただいた狙いや現状までの効果についてお話を伺いました。(インタビュアー:未知株式会社 坂本)

家工房マガジン

https://iekobo.net/magazine/

解決したい課題

  • ブランド認知が低い

  • ユーザーの年齢層が60代以降のシニア世代 に偏り

施策

  • 若年層の認知を広げるためのKW戦略

  • 継続的なコンテンツ更新

【導入後の成果】

・問い合わせ件数が150%にアップ

・20代からの問い合わせや初出の問い合わせが増加しユーザー層の幅が広がる


おうちの御用聞き家工房

目次



新サービスの「ターゲット層拡大」と「認知度向上」に課題を抱えていた

坂本:

― まずは「家工房」の事業概要を教えていただけますか。

六角:

電球の交換から各種リフォームまで、家のお困りごと全般に対応する出張サービスです。他のサービスと異なる特長としては、出張費や見積もり費用は不要で、実際の作業の対価のみいただくこと。そのため、小さなことからお気軽にご要請いただけます。

フランチャイズチェーン(FC)として運営しており、現在全国に180ほどの加盟店があり、その多くは個人事業主です。当本部が一から指導して開業を支援しています。

坂本:

― ありがとうございます。当社が関わらせていただく前はどういった課題感をお持ちでしたか。

六角:

「家工房」のサービスがスタートしたのは2018年5月からです。当時の集客手法としては、新聞の折込チラシを活用してきました。一方、加盟店募集はFC専門サイトや求人サイト、リスティング広告などを利用しています。あとは、ホームページを設けて認知してもらうことを図ってきました。

それから2年 近く運営して、チラシでは、「家工房」の主な顧客層である60代以降 のシニア世代の集客はできました。しかし、さらなる事業展開を考えると、30代、40代にターゲットを広げたいとの思いもありました。加えて、チラシは新聞購読者が減少してくと見込まれるので、今からチャネルを強化する必要性も感じていたのです。これらを踏まえ、認知度をもっと上げて集客増に繋げたいとの課題がありました。

ご相談・見積り

毎週2~3本の記事を掲載。安定的な対応

坂本:

― 弊社との接点や、ご期待いただいたことを教えてください。

六角:

社長同士が知り合いということもあり、未知さんからコンテンツマーケティングの概要を聞かせてもらっていました。Webメディアなので若年層との親和性も高く、時間はかかるかもしれないがコツコツ続けることで「ブランディングに繋がりそう」と思えました。そこで、当時はまだチラシがメインなのは変わらないまでも、プラスアルファのメディアとしてやってみようということになりました。

坂本:

― 2020年8月に、オウンドメディア「家工房マガジン」をリリースさせていただきました。毎週2~3本の記事をコンスタントに掲載しています。記事コンテンツの品質や、弊社の運営などは、どのようにご評価いただけていますか?

六角

記事は、「家工房」のサービスと密接な、起こりがちな家のトラブルについてその原因や対処法などについて様々な面から紹介する内容にしてもらっています。記事の品質については、当初は専門家から見て首を傾げるような内容もありました。しかし、その際は書き手を変えてもらうなどの対応を即座にしてもらえました。

当方のチェックとしては、それぞれの記事ごとにSEOのキーワードのチェック、企画、記事内容の確認といった作業があります。記事1本あたり20~30分、月に1時間~1時間半ぐらいの負荷がかかります。しばらくは私自身が担当していましたが、そのうちに品質が高くなり、今では別の担当者に任せています。

コンテンツの企画からアップまでの一貫した未知さんの運営には、特に問題や不満は感じていません。安定的に対応してもらえていると思っています。

ご相談・見積り

問い合わせ件数が約1.5倍 。顧客層の拡がりを実感

坂本:

― ありがとうございます。では、コンテンツマーケティングの効果についてですが、どのような状況でしょうか?

六角:

「家工房マガジン」の導入直前と比べると、問い合わせ件数が約1.5倍(2020年7月対2022年7月)に増加しています。また、セッション数がおよそ月3万以上はあるので、それだけ認知が広がったり深まったりしていると感じています。

坂本:

― 着実に効果が表れており、安心いたしました。それでは、「問い合わせの質」に関しては、何か手応えはありますか?

六角:

それまでひとつもなかった「カーテンレールが外れた」との問い合わせが、立て続けに入りました。「そういうお困り案件もあるのか」、と当本部でも認識を新たにしたほどです。

それと、20代・30代の問い合わせもかなり増えましたね。中には「部屋の壁に穴が空いた」という要請があって出動したところ、賃貸物件だったので対応できなかったというケースもありましたが、若年層ならではでした。加えて、「(離れている)実家の修理をお願いできないか?」といった問い合わせも入っていると聞いています。

総じて、潜在顧客の数は増え続け、顧客の幅は着実に拡がっていると思っています。

坂本:

― ありがとうございます。問い合わせの増加が加盟店の売上に繋がれば嬉しいです。

六角:

実は、カーテンレールの取り付け修理は安価なので、それ単独では商売としてのインパクトはないのですが、重要なのは実際に加盟店がお客様のお宅に上がって修理する様子を見ていただけることです。それで人柄などをご信頼いただき、次に何かあった時に直接オーダーしていただける。そういう点で、大きな価値があると見ています。

坂本:

― まさに「ドアオープナー」の役割ですね。問い合わせの内容が広がるということは、それだけ多くのドアを開けることに繋がっているということですね。

六角:

まずはそこに期待したいと思っています。

坂本:

― 加盟店募集への影響としてはいかがでしょうか?

六角:

記事で加盟店の業務内容が詳しくわかるので、理解促進には繋がっていると思います。また、加盟オーナー向けのエリア会議で、毎回「家工房マガジン」のセッション数などを報告しているのですが、本部はこうした施策をきちんと行っているというアピール材料になっています。

坂本:

― 家工房マガジンの情報発信が消費者を集客するだけでなく、加盟店加入の意欲を促進させる副次効果にも繋がっているのですね!では、「家工房マガジン」の今後の方針や弊社への期待などについてお話しください。

六角

ブランドイメージは2年や3年で定着するとは、考えていませんので、長く続けたいと思っています。一方で、問い合わせなどのコンバージョンはもっと増やしたいのが正直なところです。ですから、未知さんにはそのためのさらなる提案に期待したいところです。

坂本:

承知いたしました!対応させていただきます。

まずは気軽に
お問い合わせください

コンテンツマーケティングや
その他のサービスに関するお問い合わせは
下記からお問い合わせください。

ALL WORK