株式会社ラグザス・クリエイト

セッション数を増やして、ユーザーの行動分析に活かす

案件概要

株式会社ラグザス・クリエイトは、インターネットでの廃車買取サービス「カーネクスト」を運営しており、ユーザーと全国の廃車買取業者を繋ぐ廃車プラットフォームを構築しています。カーネクスト内の「みんなの廃車情報ナビ」では、車に関する様々な情報発信記事を提供しています。 未知株式会社ではパートナーとして、みんなの廃車情報ナビのコンテンツ制作をサポートさせていただきました。 メディアに対する考え方や、活用方法について株式会社ラグザス・クリエイト代表取締役の福重さま(以下、敬称略)にお伺いいたしました。(インタビュアー:未知株式会社 澤田)

廃車買取り・事故車買取りはカーネクスト|株式会社ラグザス・クリエイト

https://carnext.jp/

解決したい課題

施策

目次

潜在層への認知とユーザーのニーズ把握

澤田:

カーネクストのサイト上では当初から、情報発信記事なども提供されていたのでしょうか。

福重:

いえ、基本的には車を売りたい人の申込みを受け付けるサービスということで、既に車を売りたいと考えている顕在的なユーザーに向けてアプローチをしていました。

澤田:

ということはサービスを始めてから、様々な情報を発信するようになったんですね。そのような取り組みを始めたのはどういった理由からなのでしょうか。

福重:

一つは、既に廃車にしたいと思っている顕在層だけでなく、潜在層へのアプローチを考えたからです。例えばエンジンチェックランプが点灯(エンジンに何か異常がある状態)した車を修理したいけども直るかどうかわからない、と思っているユーザーに対して、カーネクスト上で専門家の意見などを交えた記事を提供する。そうすることで、カーネクストの廃車買取サービスを認知してもらったり、高く買い取ってもらえるんだったらお願いしたいといった申込みに繋がっていくことを考えて、情報発信していますね。一方で、そういった潜在的なユーザーの行動分析をし、ユーザーのニーズを把握することで、そのニーズに対してサービスを提供するということができると思うんです。こういったことはセッション数が多い企業でないとできない。行動分析をして、ユーザーが求めるサービスを提供し顧客を抱えるというところまでいけば、他社の追随も難しくなり市場競争力を一気にあげることができる。インターネットサービスって参入障壁が非常に低いと言われますが、顧客の囲い込みや、ファンを増やすことができれば市場競争力は非常に高くなりますからね。

澤田:

その取組にあたって未知をパートナーに選んでいただいたのですね。

福重:

はい。そういったことを実現させるには、より多くの方にまず認知して頂く必要があります。そのためにはどのように取り組んでいかないといけないのかと考えて、実績のある未知さんに依頼をしました。実際のところ徐々にセッション数も伸びてきていて、多くの方に情報を提供できているので完璧かなと思っています。

記事の数と質を担保

澤田:

ありがとうございます。そのセッション数を増やすために、未知で短期間で大量の記事を作成しましたが社内で内製することは検討しませんでしたか。

福重:

一人で書ける記事数って限られているので限界があるなと思っていて、もちろんアルバイトで100人や200人採用するってこともできたとして、それでも次は品質という問題を抱えます。1ヶ月であげる記事数と質の担保を考えると、しっかりとした会社さんに依頼をしようと思いました。

澤田:

実際にセッションがあがってくるまでに時間がかかったとは思うのですが、その間心配とかは無かったですか。

福重:

1ヶ月や2ヶ月では上がってこないことは説明も受けていますし、最初からわかっていることなので心配は無かったです。半年や1年をかけて大きくセッションが取れていくのだろうなと思っていましたし。ただ当然、Googleのアルゴリズムに関しては我々で操作できるわけではないので、もしかしたら上がらない可能性もあるということも若干想定はしていました。

月間200万セッションでもまだまだ満足していない

澤田:

メディアを始める企業でそういった効果面を心配して踏み出せない会社もあると思うのですが、御社が大きく踏み出せた要因はどこにあるのでしょうか。

福重:

我々みたいなインターネットサービスを行うベンチャー企業は大きな成長を目指しています。より多くの人にサービスを利用してもらいたいですし、提供するサービスをより多くの人に知ってもらいたい。だからこそセッション数に関しても、今で月間100万から200万セッションくらいだと思うのですが、まだまだ満足していない。今よりもまだまだ伸びる可能性があるのであれば、そこに時間ないしはお金を投資しようというのが弊社の方針で、それを徹底しています。

澤田:

最後に未知に今後さらに期待するのはどういったところでしょうか。

福重:

第一に、やはりセッションを取れる記事をこれからも書いていってほしい。アルゴリズムの変更があっても、順位が落ちにくい記事などですね。もう一つが、今後既存の記事の行動分析から、リライトやタイトル変更などを検討していくのですが、そういった点でのアドバイスをいただけるとうれしいですね。

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