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学生が企業に本当に知りたいことと企業が伝えるべき内容

2020/08/05

就職活動中の学生が本当は何を知りたいのか、企業の採用担当者はご存知でしょうか?入社後のミスマッチを防ぐためには学生と企業とのマッチングが大切です。本記事では会社説明会の重要性、マッチングに効果的な採用オウンドメディアについて解説します。

学生が企業に本当に聞きたいこと


2019年に実施したマイナビの調査によれば、学生が会社説明会で知りたいことは「具体的な仕事内容」「社風・社内の雰囲気」「入社後のキャリアモデル」となっています。
学生の就職活動を支援している株式会社マイナビは、卒業予定にある全国の大学4年生および院2年生を対象に就職モニター調査を実施しました。調査はWeb上のアンケートフォームを利用しておこなわれました。
就職モニター調査のおもな質問には、志望業種や企業選択のポイント、合同企業説明会や個別企業セミナー関連が挙げられます。それらの質問の中に「会社説明会で聞きたかった内容」があり、学生の回答が多かったものが上記の3つになります。
 

企業が学生に伝えると良いと思っていること


採用する側の企業は、学生にどのようなことを伝えているのでしょうか。マイナビの調査によれば、学生が実際に聞いた内容は「具体的な仕事内容」「社風・社内の雰囲気」「企業が求める能力・人材像」でした。
また、一般的な会社説明会では会社概要や福利厚生、経営者の理念やビジョンなどを学生に伝えています。
企業の採用担当者は、応募に関する情報を学生に伝えることも大切です。一方で、入社後のミスマッチや早期離職を防ぐために、採用担当者は学生が本当に知りたいことを伝えることも重要です。
学生はパンフレットやホームページだけではわからない、よりリアルな企業情報を希望しているのです。

企業が一般的に伝えること

一般的な会社説明会では、会社概要やビジョン、募集要項や福利厚生などを学生に伝えています。会社説明会では企業の概要や採用情報を中心に伝えてしまうため、学生が本当に知りたいことと乖離してしまう傾向があるのです。
企業の採用担当者は、優秀な学生を確保するためにも会社説明会を魅力的なものにする必要があります。そのためにも、学生が本当に知りたいことを把握し伝えることが重要です。
 

企業と学生の知りたいことをマッチするために採用オウンドメディアを


企業と学生の知りたいことをマッチさせるために採用オウンドメディアを利用する方法があります。採用オウンドメディアとは、採用に特化した自社所有メディアのことを指します。
採用オウンドメディアでは、就職活動中の学生向けに自社サイトやブログ上で採用関連のコンテンツを提供しています。会社概要や募集要項だけではなく、スタッフの働く様子やインタビューなど企業のリアルな情報を伝えることが可能です。
採用オウンドメディアを活用すれば、学生の知りたいことを積極的に発信できるため企業の魅力を十分に伝えられます。ここではその概要、メリットとデメリットについて解説しましょう。

採用オウンドメディアとは

採用オウンドメディアとは、採用に特化した自社所有のWebメディアのことです。具体的には、自社のホームページ・SNS・ブログを通じて採用に関したコンテンツを発信します。採用オウンドメディアの目的は、就職活動中の学生あるいは求職者に企業の採用情報や魅力を発信することです。
採用オウンドメディアを効果的に運営できれば、自社にマッチした学生を集めることが可能になります。入社後のミスマッチや早期離職の防止も期待できるのです。
採用オウンドメディアを継続的に運営するためには注意も必要です。採用に関するコンテンツの更新や見直し、社内スタッフへの協力依頼など手間が掛かります。そのため、採用オウンドメディアの構築支援をおこなう企業に依頼する方法もあります。

メリット:学生へのアピール可能!コストを抑えた採用ブランディングを実現!

採用オウンドメディアの活用から得られるメリットはおもに3つ挙げられます。3つのメリットとは「採用単価をおさえられる」「採用ブランディングの構築」「自社にマッチした求職者集団の形成」になります。各メリットについて解説しましょう。
1つ目の「採用単価をおさえられる」とは、求人媒体の広告料などをカットできることを指します。採用オウンドメディアを活用すれば、求人媒体を介さずに採用情報を発信できます。上手く活用すればコストを抑えることが可能です。
2つ目の「採用ブランディングの構築」とは、採用オウンドメディアを運営することで企業の魅力を発信できることを言います。学生の興味・関心を惹き、「この会社で働きたい」と感じてもらえるような採用戦略をおこなうことができます。
3つ目の「自社にマッチした求職者集団の形成」とは、企業にマッチした良い学生集団が形成できることを指します。採用オウンドメディアを利用すれば、社内のリアルな様子を積極的に発信できるため、興味関心をもった学生を集めやすくなるのです。

デメリット:社内全体の共有が大切!効果があらわれるまでに時間がかかる!?

採用オウンドメディアを利用するときはデメリットにも注意が必要です。おもなデメリットとして「社内全体の共有」と「効果があらわれるまでに時間がかかる」の2点が挙げられます。
 
1つ目の「社内全体の共有」とは、社内のスタッフ全員を巻き込みながら共有する必要があることを指しています。従来型の採用方法の場合、一部のスタッフだけが新卒採用に携わり、対応していました。
しかし、採用オウンドメディアを利用した採用の場合、スタッフの協力や共有が欠かせません。インタビューやイベントの紹介など、会社の魅力を伝えるコンテンツを作るとき、全スタッフの協力が必要になるからです。
採用オウンドメディアを運営する担当者は、社内の全スタッフと採用に関する目的やビジョンを共有しなければなりません。さらに、全スタッフからの協力を得られるよう気づかいも必要になります。
2つ目の「効果があらわれるまでに時間がかかる」とは、採用オウンドメディアの構築やブランディングなど、採用の効果を得るまでに時間がかかることを指しています。
採用オウンドメディアを活用するためには安定的な運営が必要です。そのためには、最新情報をこまめに更新したり、学生の関心を惹くような魅力ある企画を立案したりしなければなりません。
学生からの認知度を向上させるためにも、ケースによってはプロモーション活動も必要です。魅力的な採用オウンドメディアを育てるには、ある程度時間が必要なのです。
採用オウンドメディアをうっかり放置してしまうと、魅力が下がってしまうため注意が必要です。
 

採用オウンドメディアについて興味があれば 未知株式会社へご相談を


採用オウンドメディアに興味・関心のある採用担当者は、ぜひ未知株式会社へご相談ください。今、採用オウンドメディアの必要性を感じて導入する企業が増加しています。未知株式会社では採用オウンドメディアの構築支援をおこなっています。
未知株式会社は2017年7月に設立し大阪市北区に本社があります。おもな事業内容は、採用オウンドメディア構築支援や編集型コンテンツマーケティングなどが挙げられます。
未知株式会社が提供する構築支援の特徴として「効果測定が詳細であること」「ヒアリングが細かいこと」「採用ペルソナに応じた情報を発信すること」があげられます。
採用オウンドメディアを自力で構築することは手間と時間が非常にかかります。未知株式会社のような採用オウンドメディアの構築支援をおこなっている企業への相談も検討してみましょう。

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