こんにちは!mami(@ymami_gw)です。
久しぶりのレポートですが、今回はコンテンツマーケティング実践会議2018 に参加しました。相変わらずおいしい楽しいの感情で書きますね。
コンテンツマーケティング実践会議2018とは
株式会社ルーシー(バズ部)が2018年11月26日
ヒルトン東京 で行ったコンテンツマーケティングのセミナーです。
対象者はコンテンツマーケティングで成果を出したい経営者、マーケティング担当者の方
スピーカーは徹底的に成果を出すことにこだわった方のみという
コンテンツマーケティング大好き人間にはたまらないセミナーでした。
https://bazubu.com/conference
会場の様子
会場はこんな感じでだいたい300人〜400人の方がいらっしゃってました。
プログラム
今回のプログラムは下記でした。
私が受講したのは、基調講演
『成果を最大化する
コンテンツマーケティングの実践』
株式会社ルーシー取締役
石井 穣氏
『The Curiosity Factor
ユーザーを強烈に惹きつけるコンテンツの真実』
モニュメンタルシフトCEO
アンドリュー・デイビス氏
『今、米国のマーケティング業界で議論されていることを知り、日本の未来予測のヒントにしよう』
PRプランナー・海外戦略支援 / 株式会社ルーシー・グローバル研究部門 / 株式会社Mi6 PRパートナー /
One JAPAN 広報
宮下 敦子氏
分科会は下記2つに参加しました。
750回の失敗と250回の成功から学んだABテストの真実
株式会社ギャプライズ マネージャー / マーケティングエキスパート
鎌田 洋介
Dropboxで私が実践している、データを軸に成果を出し続けるマーケティング手法
Dropbox Customer Growth Head of International
植山 周志
どのお話もすごく面白かったのですが、今回の記事では
『今、米国のマーケティング業界で議論されていることを知り、日本の未来予測のヒントにしよう』
PRプランナー・海外戦略支援 / 株式会社ルーシー・グローバル研究部門 / 株式会社Mi6 PRパートナー /
One JAPAN 広報
宮下 敦子氏
のお話を取り上げたいと思います。
今、米国のマーケティング業界で議論されていることを知り、日本の未来予測のヒントにしよう
個人的によく聞く話ですが、日本のコンテンツマーケティングは5年間遅れているという話をよく聞きます。
そんなことをさらに最近耳にするので宮下さんのお話はとても新鮮でした。
今回のお話の軸は大きくわけて2本
techlash
ストーリーテリング
この2つを宮下さんのお話と私の考えを交えながらお伝えしていきます。
techlash
techlash(テックラッシュ)とはTech(科学技術)+Backlash(反発)の造語のことを指します。
Facebookや、Uberなどのシリコンバレー企業への反発がアメリカでは社会現象となりました。
宮下さんはTech大好き人間とおっしゃていましたが、私もTech大好き人間です!
Facebookが目指す世界である、自分だけの新聞を作るという世界、是非そうなってほしいと思っています。
便利で人々の生活を豊かにするはずのIT、その中でTechlashはなぜおこったのでしょうか
UBERの事例を見てみましょう
日本ではUBER EATS はかなり身近になってきたUBERですが、宮下さんはアメリカでUBERが最低な企業だという人によく会うそうです。
これはある事件が発端となっています。
詳細はこちらに詳しく書いてますので、是非こちらの記事を参考にしてください
Uber利用者が激怒、数千人がアプリを消去する事態に
これこそ、利益を追求した結果人の倫理観を無視した結果だと私は思いました。
日本でも規模は違えど、ネット世界に関して人の反発を見たことがあります。
大きな事件となったのはいわゆるWELQを皮切りにした一連のコトがまだ記憶には新しいですよね。
またこういった声もあります。
最近のGoogle、複数のワードで検索すると、その通りには調べてくれなくて、勝手に打ち消し線を引いてこちらの提示したワードを取捨選択し、平然とその結果を表示してくるようになったけど、機械の反乱はもう始まっているのですか??
— 灰谷魚 (@sakanasama0824) 2018年7月28日
テックラッシュの根本にあるのは、CEOばかり得をしているのではないかというところが根本にあります。
私たちは何をすればいいのでしょうか。企業の未来を見せる。これにつきるのではないでしょうか
これを防ぐためのヒント が次のお話にあります。
ストーリーテリング
最近よく聞くストーリーテリングとは、物語を語るということです。
これだけじゃピンとこない人も多いと思います。
『進研ゼミ』のあの例の漫画もストーリーテリングの一つです。
宮下さんがお話されていたストーリーテリングの事例はこちらです。
KFCが深刻なチキン不足で700店舗イギリスで休業せざるをえませんでした。
そんな時KFCはある広告を出します。
The #KFCCrisis has been a masterclass in good PR. This is the full page ad they’ve taken out in today’s tabloids: pic.twitter.com/ZhKnzCrEnQ
— Harry Wallop (@hwallop) 2018年2月23日
こちらの広告。簡単に要約すると
ごめんなさい。
チキンがないチキンレストラン、理想的ではありません。
わざわざ足を運んでくださった方、本当にごめんなさい。
本当に大変ですが、今頑張っています。一緒に頑張ってくれているスタッフたち本当にありがとう。
という文言でした。
また、自らのブランド名をギリギリのユーモアにしています。
これは普段から自分たちと顧客の位置をしっかり理解しているから、出来たことです。
KFCは普段から顧客が買いに来るストーリーを学んでいたからできたのではないかと思います。
ストーリーを持って謝る。ただロボットのように謝るのではないことが重要です。
またNIKEの事例も紹介していました。
事例に関してはこちらにまとまっているので是非読んでみてくださいね
ブランド力 を見せつける、ナイキの「炎上マーケティング」:コリン・キャパニック選手起用の成功例 | DIGIDAY[日本版]
NIKEのストーリーは『Just do it』から変わっていないと宮下さんはおっしゃていました。
テックラッシュを防ぐための方法はNIKE、KFCから見れる
ユーザーからぶれない、ずっとぶれないストーリーがあったからうまくいったのでしょう。
それではこの事例から私たちはどうすればいいのでしょうか
私は、ユーザーのストーリーを学ぶことだと考えています。
ここで急に弊社メディア『転機速報』のストーリーを見てみましょう
転機速報のストーリーを公開します。
昔々、日本の東京に田中さんという男性がいました。
田中さんは大学でメガバンクなどを狙って就活を行ったがうまくいかず美顔器などを売る会社の営業をしていました。
毎日努めている会社は創業10年目で自分が入ったときはよかったが最近うまくいっておらず、ここ2年ボーナスが出ていない。
ある日のこと、上司が転職した、また同僚も転職した。みんな自分の社会的価値はここでは上がらないといっていたからだ
田中さんは、そこで転職を考え始めた。転職サイトを見てみると自分が今後したいような仕事が多くあった。世界は以外と広いことを知る
そんなわけで、転職活動を始めた。最初はうまくいかなかったが、転職エージェントにあいうまくいき始めた。不満だった今の会社もやめるしと思うと以前より頑張れるようになった。
そしてついに田中さんは転職し、今はマーケターとして働いている。
これは実はもっと書いているので、簡単にしていますがかならずメディアにはストーリーが必要です。
考えるの難しそうだと思っていませんか?実は意外と簡単に出来るんです。
宮下さんがセミナーでいっていた、ストーリーテリングの天才『PIXAR』の方法に当てはめています。
良ければあなたのメディアも当てはめてみてくださいね。
まとめ
今回はコンテンツマーケティング実践会議2018のひとつのセッションをとりあげてみました!
全体の感想としては勉強になったのはもちろんのこと、モヤモヤの具現化だったり自分にはない発想を学べたことが大きいです。
今回学んだことを活かし明日からも皆さんのお手伝いをさせて頂ければとおもいます!
コンテンツマーケティングのご相談はMchS株式会社までお問い合わせください!